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こんにちは。オカピです。
サッカーのワールドカップが始まり、毎日、アメリカ、カナダ、メキシコのどこかで熱い試合が行われています。
喜びに包まれるチームがあれば、次の試合に望みをつなぐチームもあります。
グループステージを戦う代表チームにとって、まず目指すのは次のラウンドへ進むことです。
その進出が決まったとき、英語ではこんな言葉が聞こえてきそうです。
今回は、ひとつの場所を通り抜け、次へ進むときの英語を見てみたいと思います。
“We’re through!”は「次へ進んだ!」
We’re through. は、サッカーなどの大会で「次のラウンドへの進出が決まった」という意味で使われます。
ここで使われている through には、「通り抜けて」「向こう側まで」という感覚があります。
グループステージを通り抜けて、その先にあるノックアウトステージへ進む。
「突破!」です。
よりはっきり伝えるなら、次のように言うこともできます。
We’re through to the next round.
「私たちは次のラウンドへ進んだ」という意味です。
応援している人が、代表チームと同じ側に立つような気持ちで We’re through! と言うこともあります。
実際にピッチで戦っているのは選手たちです。
でも、応援している人も一緒に喜び、自然と「私たち」と言いたくなるのだと思います。
ピッチに立つ11人に続く、「12番目の選手」と呼ばれることもあるサポーター。
応援する人たちも含めて、ひとつのチームなのかもしれませんね。
“We won.”との違い
試合に勝ったときには、We won! と言えます。
We won. は、「私たちは勝った」という意味です。
その試合の勝利に目を向けた言葉です。
一方で、We’re through. が伝えているのは、その結果によって「次へ進めるようになった」ということです。
試合に勝っても、そこで終わりではありません。
次のラウンドがある大会では、ひとつの試合に勝っても、その時点では進出が決まらないことがあります。
反対に、引き分けやほかの試合の結果によって、次のラウンドへの進出が決まることもあります。
進出が決まったときに喜んでいるのは、ひとつの勝利だけではないのだと思います。
これまでの積み重ねが次のステージへつながる。
そんな喜びなのかもしれませんね。
“We made it.”|ここまでたどり着いた
次へ進めたときには、こんな言葉も聞こえてきそうです。
We made it.
「やった」「間に合った」「たどり着いた」など、場面によって少しずつ意味が変わる言葉です。
大会で使えば、「私たちはここまで来た」「ついに次へ進めた」という気持ちを表してくれます。
make it には、難しいことを乗り越えて成功する、目的の場所にたどり着く、という意味があります。
順調に進めたときだけではありません。
うまくいかない時間があり、それでも最後には届いた。
そんな道のりがあると、We made it. という短い言葉にも、大きな喜びが込められているように感じます。
まだ途中にいるときの英語
もちろん、いつもすぐに進出が決まるとは限りません。
まだ大切な試合が残っていたり、ほかのチームの結果を待ったりすることもあります。
そんなときには、次のように言えます。
We’re still in this.
直訳すると、「私たちはまだこの中にいる」という言葉です。
スポーツでは、「まだ可能性がある」「まだ終わっていない」という気持ちも表せます。
「必ず勝てる」と強く言い切る言葉ではありません。
まだ結果は分かりません。
それでも、可能性の外へ出てしまったわけではない。
静かな希望を持たせてくれる表現ですね。
目指している場所が近くに見えているなら、We’re almost there. と言うこともできます。
there は「そこ」という意味です。
もう少しで、目指している場所に届く。
すぐ近くまで来ている人へ、「あとちょっとだよ」と声をかけるような表現です。
“One game at a time.”|一試合ずつ進んでいく
ワールドカップの戦いは、長い道です。
各地域での予選を戦って出場が決まり、グループステージを抜けても、そこで終わりではありません。
ノックアウトステージでは、次の試合、その次の試合と、また新しい相手が待っています。
最後の場所まで、一度に進むことはできません。
代表チームは、目の前にある試合をひとつずつ戦っていきます。
そんな姿勢を表す英語が、
One game at a time.
です。
at a time には、この表現では「一度にひとつずつ」という感覚があります。
One game at a time. は、先にあるすべての試合を考えすぎず、まずは目の前の一試合に集中する、という意味です。
優勝という大きな目標を持つことはできます。
それでも、次の一試合を飛び越えて、決勝戦へ行くことはできません。
大きな目標へ向かうためにも、今できることをひとつずつ。
それが、次の場所へ進む方法なのかもしれません。
私たちの日々なら“One step at a time.”
One game at a time. は、スポーツで使いやすい言葉です。
私たちの毎日に置き換えるなら、
One step at a time
と言うことができます。
先のことを考えると、遠く感じてしまうことがあります。
やらなければならないことがたくさん見えて、どこから始めればよいのか分からなくなる日もあります。
けれど、そんなとき、全部を一度に終わらせなくてもよいのだと思うのです。
今日できることをひとつ。
その次に、もうひとつ。
代表チームが一試合ずつ戦うように、私たちも一歩ずつ進んでいけます。
“We’re in this together.”|私たちは一緒にここにいる
この記事のことを考えていると、Simply Redの “We’re in This Together” という曲が聞こえてきました。
この曲は、イングランドで開催されたEURO 1996の公式曲です。
2026年から見ると、ちょうど30年前ですね。
公式ミュージックビデオにも、サッカーをする姿やスタジアムの様子が映っています。
We’re in this together. は、
「私たちは一緒にこの状況の中にいる」
「一緒に乗り越えていこう」
という気持ちを表す言葉です。
同じチームの選手たちは、同じ目標へ向かって戦っています。
その周りには、スタッフや家族、スタジアムや遠い場所から見守る人たちがいます。
それぞれにできることは違います。
それでも、同じ試合を見つめ、同じ瞬間に息をのみ、同じゴールに立ち上がることがあります。
応援していると、選手たちの挑戦が少しだけ自分のことのように感じられます。
だから、チームが進出したときに They’re through. ではなく、We’re through. と言いたくなるのかもしれませんね。
オカピくんの一言

One game at a time. We’re in this together.
一試合ずつ。私たちは一緒にこの時間を進んでいるよ。
次の場所へ
次のラウンドへ進めたなら、
We’re through!
ここまでたどり着けたなら、
We made it!
まだ結果が決まっていないなら、
We’re still in this.
どの場所にいても、目の前にあるものをひとつずつ。
One game at a time.
進めた日には、そのことを喜んでもいいですよね。
まだ途中にいる日には、途中にいる自分を急がせなくてもいいのだと思います。
一試合ずつ。
一歩ずつ。
同じ時間を見つめている人たちと一緒に、次の場所へ進んでいけたらよいですね。
今日は、どんな一歩を踏み出せるかな。
いい日になりますように✨


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