Hola, soy Okapi.
こんにちは、オカピです。
スポーツの試合を見ていると、
言葉より先に、気持ちが動くことがありますね。
「あっ、入った!」
「惜しい!」
「今のパス、すごい!」
「よく止めた!」
声に出す前に、
胸の中で小さく跳ねるものがありますよね。
ラグビーはリーグワンの頂点が決まり、
今度はサッカー、FIFAワールドカップも始まります。
サッカーは世界中で楽しまれているスポーツですが、
スペイン語圏にも、とても熱いサッカー文化があります。
実況や会場の声の中で、
スペイン語が聞こえてくることもあるかもしれません。
今日は、サッカー観戦のときに
テレビの横にそっと置いておきたいようなスペイン語を見ていきたいと思います。
応援の言葉というより、
試合を見ながら「あれ?今の言葉、聞こえたかも」と思える言葉たちを集めています。
¡Gol!|ゴール!
まずは、やっぱりこの言葉です。
¡Gol!
(ゴル)
ゴール!
英語の “goal” に近い言葉ですが、
スペイン語では gol と書きます。
実況では、ただ短く
¡Gol!
ゴール!
と言うだけでなく、
¡Gooooool!
(ゴーーーーール)
ゴーーーーール!
のように、長く伸ばして叫ばれることもあります。
文字で見ると少し不思議ですが、
音で聞くと、感情がそのまま伸びているような感じがします。
ゴールが決まった瞬間、
言葉も一緒に走り出すのかもしれませんね。
¡Golazo!|すごいゴール!
ゴールの中でも、
特に「すごいゴール」に使われる言葉があります。
¡Golazo!
(ゴラソ)
すごいゴール! / スーパーゴール!
gol に、強調の響きが加わったような言葉です。
ただ入っただけではなく、
思わず立ち上がってしまうようなゴール。
遠くからのシュート。
きれいなボレー。
相手をかわして決めた一撃。
そんなときに、
¡Qué golazo!
(ケ・ゴラソ)
なんてすごいゴール!
って聞こえてくるかもしれません。
qué は「なんて」「どんなに」のように、
感動や驚きを表すときに使われることがあります。
なので、¡Qué golazo! は、
ただ事実を伝えるというより、
「これはすごい!」という気持ちが入った言葉になります。
¡Casi!|惜しい!
スーパーゴールも心が動きますが、
惜しい場面でも心が動きませんか?
¡Casi!
(カシ)
惜しい! / もう少し!
casi は「ほとんど」「もう少しで」という意味です。
シュートが少し外れたとき。
キーパーに止められたとき。
パスがあと少しで通りそうだったとき。
そんな場面で、
¡Casi!
惜しい!
と聞こえてくると、
「ああ、やっぱり今のは惜しかったよね」と
気持ちが重なるかもしれません。
似た表現に、こんな言い方もあります。
¡Por poco!
(ポル・ポコ)
あと少し!
Se fue por poco.
(セ・フエ・ポル・ポコ)
わずかに外れました。
実況では、叫ぶ言葉だけでなく、
少し落ち着いて状況を伝える言葉も聞こえてきます。
ゴールにはならなかったけれど、
確かにそこには近づいた。
casi には、
そんな「届きそうだった」気持ちが入っているようです。
¡Al palo!|ポストだ!
惜しい場面で、もうひとつ聞こえてきそうな言葉があります。
¡Al palo!
(アル・パロ)
ポストだ! / ポストに当たった!
palo は、サッカーではゴールポストやバーを指すことがあります。
シュートがポストに当たった瞬間、
実況で
¡Al palo!
ポストだ!
と聞こえたら、
かなりサッカーを見ている感じがしますね。
日本語でも、
「ポスト!」
「バーだ!」
と一瞬で状況が伝わることがあります。
スペイン語でも同じように、
短い言葉が試合の景色をぱっと見せてくれます。
¡Qué jugada!|なんてプレー!
今回、オカピが特に好きだなと思う表現があります。
¡Qué jugada!
(ケ・フガダ)
なんてプレー!
jugada は「プレー」や「一連の動き」のような意味です。
サッカーでは、
ゴールそのものだけでなく、
その前の流れが美しいことがあります。
いい位置取り。
きれいなパス。
相手を引きつける動き。
最後につながる小さな判断。
そういうものが重なったとき、
¡Qué jugada!
なんてプレー!
と聞こえてくるかもしれません。
これは、ゴールだけを見ている言葉ではなく、
その前にあった時間ごと味わっている言葉のように感じます。
同じように、少し落ち着いた言い方なら、
Buena jugada.
(ブエナ・フガダ)
いいプレーですね。
とも言えます。
¡Buen pase!|いいパス!
サッカーでよく聞こえてきそうな言葉に、
パスがあります。
pase
(パセ)
パス
そして、
¡Buen pase!
(ブエン・パセ)
いいパス!
buen は「よい」という意味です。
短いですが、
観戦中にはとても使いやすい言葉です。
たとえば、相手の間を通すようなパス。
走っている選手の前にぴったり出るパス。
ゴールにつながりそうなパス。
そんなときに、
¡Buen pase!
いいパス!
と聞こえたら、
試合の流れが少し見えやすくなるかもしれません。
もう少し感心した感じなら、
¡Qué pase!
(ケ・パセ)
なんてパス!
とも言えます。
叫んでいるというより、
思わずつぶやいてしまう感じにも合いそうです。
¡Qué parada!|なんてセーブ!
サッカーは、ゴールを決めるスポーツですが、
同時に、ゴールを守るスポーツでもあります。
キーパーが大きなセーブをしたときには、
こんな言葉が聞こえてくるかもしれません。
¡Qué parada!
(ケ・パラダ)
なんてセーブ!
parada は、停止や停留場の意味もある単語です。
ここではゴールキーパーの「セーブ」の意味で使われます。
また、ゴールキーパーはスペイン語で、
portero
(ポルテロ)
ゴールキーパー
と言います。
地域によっては、
arquero
(アルケロ)
ゴールキーパー
という言い方も使われます。
たとえば、
Gran parada del portero.
(グラン・パラダ・デル・ポルテロ)
ゴールキーパーの大きなセーブです。
というような表現もあります。
ゴールが入らなかった場面にも、
ちゃんと拍手したくなる瞬間があります。
攻める側だけでなく、
守る側の輝きも拾っていきたいですね。
好プレーって、格好いいです。
試合の流れを追う言葉たち
ここからは、
実況で聞こえてきたら試合の状況が少しわかりそうな言葉です。
Falta
(ファルタ)
ファウル
Tiro libre
(ティロ・リブレ)
フリーキック
Penalti
(ペナルティ)
PK
ラテンアメリカでは、
penal(ペナル)という言い方を聞くこともあります。
Fuera de juego
(フエラ・デ・フエゴ)
オフサイド
直訳に近く見ると、
「プレーの外」という感じにも見えて、
言葉として面白いですね。
オフサイドは、
プレーしてはいけないところでのプレーだから「外」という感じなのかな、
と想像してみるのも楽しいです。
Empate
(エンパテ)
同点 / 引き分け
Tiempo añadido
(ティエンポ・アニャディド)
アディショナルタイム / 追加時間
全部覚えていなくても大丈夫です。
テレビを見ながら、
「あ、今 falta って聞こえたかも」
「tiro libre って言った?」
くらいでも、なんだか嬉しくなったりしませんか?
言語を勉強していて、
ほんの少しでもわかったときに嬉しくなることがあります。
聞こえた!ってなったら、
試合が少し近く感じられると思います。
Vamos a ver.|見てみましょう
試合前や、
流れが読めないときに合いそうな表現があります。
Vamos a ver.
(バモス・ア・ベル)
見てみましょう。 / さて、どうなるでしょう。
直訳すると「見に行きましょう」「見てみましょう」のような意味です。
会話では、
「まあ、見てみよう」
「どうなるかな」
くらいの感じでも使われます。
サッカーは、始まる前にいろいろ予想できます。
強いチーム。
注目の選手。
過去の成績。
大会の流れ。
でも、実際に笛が鳴ると、
何が起こるかはわかりません。
だからこそ、
Vamos a ver.
見てみましょう。
少し肩の力を抜いて、
目の前の試合を受け取る言葉のようにも感じます。
Todo puede pasar.|何でも起こりうる
最後に、こんな表現を置いておきたいです。
Todo puede pasar.
(トド・プエデ・パサール)
何でも起こりうる。 / 何が起こるかわかりません。
todo は「すべて」
puede は「〜できる」「〜かもしれない」
pasar は「起こる」
という意味です。
試合には、
本当にいろいろなことが起こります。
早い時間のゴール。
思いがけない逆転。
キーパーの大きなセーブ。
最後の最後に入る一点。
だから、見ているこちらも、
少しドキドキしながら画面の前にいます。
Todo puede pasar.
この言葉は、
サッカーだけではなく、
日々のこともそうだと思います。
予定通りにいかないこともある。
思っていたよりうまくいくこともある。
もうだめかなと思ったあとに、
小さな流れが変わることもある。
何が起こるかわからないから、
不安になることもあります。
でも、何が起こるかわからないから、
面白いって思えることもあるのかもしれません。
オカピくんの一言

El fútbol no solo se juega con los pies. También se siente con el corazón.
(エル・フトボル・ノ・ソロ・セ・フエガ・コン・ロス・ピエス。タンビエン・セ・シエンテ・コン・エル・コラソン)
サッカーは足だけでプレーするものではなく、心でも感じるものなのかもしれません。
おわりに
今日は、サッカー観戦で聞こえてきそうなスペイン語を見てみました。
¡Gol!
ゴール!
¡Golazo!
すごいゴール!
¡Casi!
惜しい!
¡Qué jugada!
なんてプレー!
¡Buen pase!
いいパス!
¡Qué parada!
なんてセーブ!
Falta
ファウル
Tiro libre
フリーキック
Fuera de juego
オフサイド
Vamos a ver.
見てみましょう
Todo puede pasar.
何でも起こりうる
全部を覚えなくても、
ひとつだけ耳に残れば、ちょっといいかもです。
試合を見ているとき、
どこかで
¡Casi!
¡Qué jugada!
¡Golazo!
そんな声が聞こえてきたら、
少しだけスペイン語の世界に近づけた気がしませんか。
そして、実況の中で聞こえてきそうなのが、
¡Fantástico!
(ファンタスティコ)
素晴らしい!
プレーにも、セーブにも、
試合の流れにも使えそうな言葉です。
スポーツを見る時間は、
勝ち負けだけではなく、
心が動く小さな瞬間の集まりでもあります。
その瞬間に言葉がひとつ重なると、
画面の向こうの熱が、
ちょっとこちらにも届く気がします。
Vamos a ver.
さて、見てみましょう。
何が起こるかは、
まだわかりません。
今日は何が起きるかな。
いい日になるといいですね✨
Gracias por leer esto.
(グラシアス・ポル・レエール・エスト)
読んでくれてありがとうございます。
Hasta pronto.
(アスタ・プロント)
それではまた。


コメント