こんにちは、オカピです!
3月になりましたね。あと一月で今年度も終わりますね。
この「年度」って英語でなんというでしょう。
まずは言葉の違いを考えてみます。
年は2021年のような西暦も令和3年のような和暦も、どちらも1月1日から始まって12月31日までの1年間のことです。いわゆる暦年。こよみ通りというものです。
対して年度は目的のために決められた1年間のことです。
もっともよく聞くのが学校の年度と会計の年度です。日本の学校は4月から始まります。会社の会計の区切りはそれぞれ違うけれど、日本の公共機関の会計は4月から始まっています。
他には農作物の取引に関わる期間を決めるものもあります。例えばお米の取引のための年度で米穀年度というものもあり、それは暦の11月から始まるそうです。(米穀年度についてはこちら(Wikipedia)。)
ではそれぞれどんな表現になるでしょうか。
年は”year“です。
年度も”year“なんです。
なので特定の年度を表すにはそれぞれの目的をつけて表現します。
「学校年度」は
「教育機関」の「年」で
academic year
という表現をよく使います。
「学校」の「年」で
school year
も伝わると思いますが、academic yearの方がよく使うイメージです。
「会計年度」は
fiscal year
です。
fiscalは「会計の」の意味です。
financial year
という呼び方もあります。
これも会計年度の意味です。
fiscalの方がアメリカで、financialの方がイギリスで主に使われています。
「2020年の会計年度」は
fiscal year 2020
です。
FY 2020 や FY2020 と略して記述されていることもあります。
さっきの米穀年度ですがこちらは
「米」の「年」なので
rice year
で表現できるかと思います。が、説明は必要かもです。
A rice year is a period of one year based rice production and marketing cycle.
(米穀年度は米の生産と取引に基づいた1年の期間です。)
ちなみに「令和3年」を英語で表現するとこんな感じです。
the 3rd year of the Reiwa era
eraは時代の意味です。期間や時代の意味のperiodに置き換えることもできます。
「令和時代の第3年」です。

I start a new year everyday. It’s Okapi calendar!
(僕は毎日新しい年を始めているよ。オカピ暦だよ!)
毎日フレッシュな気持ちがいいね。
いい年度末、そして新年度になりますように。
読んでくれてありがとうございます。
それではまた!
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