そんな日もあるよ|イタリア語の “Ci sta.”

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Ciao, sono Okapi.
こんにちは、オカピです。

9月になりました。

昼間には、まだ夏の暑さが残っています。
でも、朝の空気や夕方の風に、季節の変化を感じる日も増えてきました。

季節が変わり、そろそろ気持ちを切り替えよう。

そう思っているのに、体も心も、思ったようについてこないこと、ありませんか?

早起きしたかったのに、起きられなかった。
やろうと思っていたことに、手をつけられなかった。
久しぶりの毎日に、思っていた以上に疲れてしまった。

そんな日も、ありますよね。

今日は、そんなときに思い出したいイタリア語です。

Ci sta.

(チ・スタ)

短い言葉ですが、会話の中では、いろいろな気持ちを受け止めてくれます。

“Ci sta.”

たとえば、誰かがこんなふうに話したとします。

Oggi sono un po’ stanco.
(オッジ・ソノ・ウン・ポ・スタンコ)
今日はちょっと疲れているんだ。

それを聞いた人が、

Ci sta.

と返す。

日本語にするなら、

「それはそうだよね」
「そんな日もあるよ」

という感じでしょうか。

何かをすぐに解決してくれる言葉ではありませんし、「元気を出して」と強く励ますわけでもありません。

ただ、その人が今感じていることを、いったんそのまま受け止める。

そんなふうにも使える言葉です。

Ci sta.

その短さの中に、「そうなることもあるよね」という小さな理解があるように感じます。

「それもあり」という “Ci sta.”

Ci sta. は、何かを提案されたときにも使えます。

Una passeggiata dopo cena?
(ウナ・パッセッジャータ・ドーポ・チェーナ)
夕食のあと、散歩する?

Ci sta.
いいね。それもありだね。

こんな会話ができます。

とても大きな賛成ではないかもしれません。

でも、相手の提案を少し楽しそうに受け入れる。

そんな軽やかさがあります。

なんだか優しくありませんか?

疲れてしまうことも、予定を変えることも、思うようにできないことも。

いつも歓迎できることばかりではありません。

それでも、「こんなことがあってはいけない」と追い出してしまわずに、

まあ、そういうこともある。

そうやって、今ここに置いておく。

Ci sta. には、そんな響きもあるように感じます。

“C’è” と少し似ているけれど

Ci sta. を見て、英語の there is のようだと思う人もいるかもしれません。

イタリア語で「〜がある」「〜がいる」と言うときには、一般的に c’èci sono を使います。

C’è un libro sul tavolo.
(チェ・ウン・リーブロ・スル・ターヴォロ)
テーブルの上に本があります。

一方、今回の Ci sta. は、会話の中でひとかたまりになって、

「それもいいね」
「それならわかる」
「そういうこともあるよ」

というように使われます。

どの日本語がぴったりなのかは、そのときの場面によって少しずつ変わります。

ひとつの訳に決めず、相手の言葉を受け止める短い返事として覚えておくとよさそうです。

9月の歩幅が合わない日にも

季節が変わり始めると、周りの時間が急に動き出したように感じることがあります。

でも、その流れにうまく乗り切れず、ちょっと焦ってしまう。

そんなとき、できなかった理由を探したり、自分を急かしたりする前に、ひとこと。

Ci sta.

今日は少し疲れている。

Ci sta.

まだ夏のリズムが残っている。

Ci sta.

思っていたより時間がかかっている。

Ci sta.

そうやって一度受け止めたら、次に何をするかを、ちょっと落ち着いて考えられるかもしれません。

🐾 オカピくんのひとこと

オカピくん
オカピくん

Ci sta.
そんな日もあるよ。

そんな日も、今日の一日

うまく進めた日だけが、いい日とは限りません。

今日はあまりできなかったな。

そんなふうに思う夜があったら、そっと言ってみませんか。

Ci sta.

そんな日もあるよ。

それは、あきらめるための言葉ではなく、また動き出す前に、自分の今いる場所を認める言葉なのかもしれませんね。

季節は、少しずつ移り変わっていきます。

今日もいい日になりますように✨

A presto!

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