フィンランド語で感じる秋 – 森と湖と新しい季節のことば

フィンランド語 フィンランド語
フィンランド語

Hei, minä olen Okapi.
(こんにちは、オカピです。)

まだまだ暑い日が続いていますが、夏が終わりに近づき、少しずつ秋の気配が訪れる9月。
フィンランド語には、そんな自然を表す美しいことばがたくさんあります。
フィンランドの新学期は8月の中旬に始まります。なので、今は新生活が始まる季節でもあります。

今回は、秋の森や湖、紅葉、そして新しい学期にまつわる表現を集めてみました。

🌲 metsä(メッツァ = 森)

フィンランドは「森の国」と呼ばれるほど森林が豊かです。
metsä は「森」を意味する基本の単語です。

Kävelin hiljaisessa metsässä.
(カヴェリン・ヒルヤイセッサ・メッツァッサ)
静かな森を歩いたよ。

ちなみに日本でも、埼玉県飯能市のムーミンバレーパークのある施設は「metsä」と名付けられています。フィンランドの森の文化を感じられるスポットですね。

🌊 järvi(ヤルヴィ = 湖)

フィンランドには18万以上の湖があるといわれます。
järvi は「湖」という意味です。

Suomi on järvien maa.
(スオミ・オン・ヤルヴィエン・マー)
フィンランドは湖の国です。

また、世界的な指揮者ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クリスチャン・ヤルヴィの名字でも知られています。自然と音楽がつながる言葉、素敵ですね。

🍂 ruska(ルスカ = 紅葉のシーズン)

フィンランド北部ラップランドでは、秋の紅葉シーズンを特に ruska と呼びます。
「紅葉狩り」にあたるキーワードで、「秋色」のニュアンスもあります。

Lapissa ruska on upea.
(ラピッサ・ルスカ・オン・ウペア)
ラップランドの紅葉は見事です。

🍄 sieni(シエニ = きのこ)

秋はきのこ狩りの季節です。
日本でも秋はキノコが美味しい季節だと思うので共通点ですね。
sieni は「きのこ」、そして sienestys は「きのこ狩り」を意味します。

Menimme metsään keräämään sieniä.
(メニンメ・メッツァーン・ケラーマーン・シエニア)
森にきのこを採りに行きました。

フィンランドでは家族で森に入ってきのこやベリーを摘むのが秋の楽しみだそう。
自然と共にあると感じられるのがいいですね。

📚 koulu(コウル = 学校)と lukukausi(ルクカウシ = 学期)

8月半ばは新しい学期が始まるシーズンです。
koulu は「学校」、lukukausi は「学期」を意味します。

Koulu alkaa elokuun puolivälissä.
(コウル・アルカ・エロクーン・プオリヴァリッサ)
学校は8月半ばに始まります。

Uusi lukukausi toi uusia ystäviä.
(ウーシ・ルクカウシ・トイ・ウーシア・ユスタヴィア)
新学期に新しい友達ができたよ。

オカピくん
オカピくん

Syksy tuo uudet alut.
(スュクスュ・トゥオ・ウーデット・アルット)
秋は新しい始まりを運んでくるよ。

秋は森や湖が彩りを変える美しい季節。そんな時期にフィンランドでは新生活が始まるんですね。
フィンランドの言葉を通して、自然の変化を感じてみると、何か豊かな気持ちになれるかも。

今日が素敵な秋の始まりになりますように。

読んでくれてありがとうございます。

それではまた!

Moi moi!

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