こんにちは、オカピです!
11月17日は「将棋の日」。
昔の将軍・徳川家康が将棋を楽しんでいたことに由来するそうです。
詳しくはこちら。
盤の上の静かな戦い——けれど、そこには言葉を超えたやりとりがありますよね。
将棋って、話さなくても伝わる世界。
駒を動かす一手一手に、相手への敬意や心の機微、そして次の展開への思いが込められています。
言葉を使わずに伝え合うという点では、音楽やスポーツにも似ていますね。
僕も音楽をしていると、そんな「言葉のいらない瞬間」を感じます。
音が響き合うとき、目を合わせただけで通じる“何か”がある。
そしてそれは、国や言語を超えて伝わるものなんですよね。
🌍 言葉が通じなくても伝わる — More than words
英語には、こんな表現があります。
Words aren’t everything.
言葉がすべてじゃない。
There’s more to communication than language.
コミュニケーションには、言葉以外のものがたくさんある。
言葉だけでなく、表情や声のトーン、間の取り方、そして“気持ち”もまた伝わるもの。
そして、それはどんな言語を話していても同じですよね。
演奏中に音が少しズレても、そこに「心」があれば誰かに届くんです。
それはまるで、将棋の一手が盤面を超えて相手の心を動かすのと似ているかも。
Music speaks louder than words.
音楽は言葉よりも強く語る。
♟️ 世界を舞台に — Playing on a global board
将棋やチェスは、一見ルールが違うけれど、どちらも「相手を思いやりながら次の手を読む」ゲームです。
言葉が通じなくても、駒の動きだけで会話ができます。
僕たちが生きている世界も、そんな“盤上”のようなものかもしれませんね。
ちょうど今の時期、インド・ゴアではFIDE Chess World Cup 2025も開催されています。
世界中のプレイヤーが集い、言葉を交わさずとも、盤の上で心を通わせている。
将棋もチェスも、使う駒は違っても、そこに流れる精神はどこか似ています。
We’re playing on a global board.
僕らは、世界という盤の上で一緒に動いている。
Every move counts.
一つひとつの行動に意味がある。
It’s not about winning. It’s about learning.
勝つことより、学ぶことが大切。
英語でも「game(ゲーム)」という言葉は、勝負だけを意味しません。
試合、遊び、人生、いろんな意味があります。
「life is a game(人生はゲームだ)」という表現には、
“どんな手を選び、どう関わっていくか” という哲学があると感じています。
💬 会話にもやさしい一手を — Kindness is the best move.
将棋の世界では「礼に始まり、礼に終わる」と言います。
英語でそれを表すなら、こんなフレーズがぴったり。
Kindness is the best move.
やさしさが、いちばんの一手。
Even when we disagree, we can stay kind.
意見が違っても、やさしくいられる。
We don’t have to speak the same language to connect.
同じ言葉を話さなくても、つながることができる。
誰かとの意見が違う時、相手を“打ち負かす”よりも、
相手を“理解しようとする”一手を打てたら、それは素晴らしいこと。
それは英語の学びにも通じている気がします。
完璧な文法や発音よりも、「伝えたい」という気持ちが何より大事。
コミュニケーションですから。
It’s okay to make mistakes — they’re just moves on the board.
失敗してもいい、それも一つの手だもの。
☕ 会話のワンシーン
A: Did you know today is Shogi Day in Japan?
(今日、将棋の日なんだよ。)
B: Oh really? It’s amazing how much can be said without words.
(そうなんだ!言葉がなくても、あんなに伝わるってすごいよね。)
A: Yeah, like music — it speaks louder than words.
(うん、音楽もそう。言葉より強く響くんだ。)
B: Kindness is the best move, right?
(やさしさがいちばんの一手、だよね。)

“Even without words, we can understand each other.”
(言葉がなくても、ちゃんと伝わることってあるよね。)
“Kindness is the best move.”
(やさしさがいちばんの一手だよ。🦛♟️)
将棋の一手、音楽の一音、そして言葉のひとつひとつ。
それらはみんな、“伝えたい”という想いから始まっています。
国が違っても、文化が違っても、そこに「心」があれば、ちゃんと届く。
英語を話すというのは、
“違う盤の上で、自分の思いやりをどう動かすか” を学ぶことかもしれませんね。
さあ、あなたの次の一手はどんな「想い」でしょうか?
今日も、やさしい言葉が誰かの心に届きますように。🦛🌍🎵
読んでくれてありがとうございます。
それではまた!


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